iPad Air 及びiPad mini が新しくなって発売を開始しました。
iPad Air 4 及びiPad mini 6 は人気が高く、携帯性に優れています。また、デザインが改良され、iPad mini 6 はiPad Air 4と似た新デザインを採用しています。
iPad mini 6 はiPad Airを小型化しただけでしょうか?それとも、ハードウェアや機能自体も、アップグレードされているのでしょうか?特徴や違いを比較していくので、ぜひ参考にしてみてください。
性能の比較
IPad Mini 6 | IPad Air 4 | |
価格
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59,800円〜 | 69,080円〜 |
背面カメラ
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12MP広角カメラ
F値 1.8 |
12MP広角カメラ
F値 1.8 |
容量
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64GB | 64GB |
フロントカメラ
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12MP超広角フロントカメラ
F値 2.4 |
7MPフロントカメラ
F値 2.2 |
重量
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293g | 458g |
カラー
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スペースグレー / ピンク / パープル / スターライト | シルバー / スペースグレー / ローズゴールド / グリーン / スカイブルー |
バッテリー
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最大9-10時間 | 最大9-10時間 |
ディスプレイ
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8.3インチ
Liquid Retinaディスプレイ (2266×1488, 60Hz, 326 PPI, 500 nits) |
10.9インチ Liquid Retinaディスプレイ(2360×1640, 60Hz, 264 PPI, 500 nits) |
CPU
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Apple A15 Bionic
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Apple A14 Bionic |
価格
iPad Mini 6の価格は、iPad Air 4と比べると、1万円ほど安く入手することができます。 「59,800円」の金額で、Apple A15 Bionicチップ、64GBの容量、2MP カメラ、さらに8.3インチの2266 x 1488ディスプレイ、小型かつ軽量なデザインを手に入れることができます。容量が256GB及びWi-Fi + Cellularのモデルは、95,800円です。
では、1万円をプラスし、iPad Air 4を選んだ場合は、どんな性能が期待できるのでしょうか? 少し大きめの仕様で、Apple A14 Bionic チップ、12MP背面カメラ、64GBの容量、7MPフロントカメラ、さらに10.9インチの2360 x 1640 ディスプレイが含まれ、69,080円です。容量が256GB及びWi-Fi + Cellularのモデルは、104,280円です。
価格の高いiPad Air 4を選んだ場合、大きなスクリーンを手に入れる代わりに、機能性が落ちてしまいます。性能を重視し、コンパクトなサイズのiPadでいい人は、iPad Mini 6 がおすすめです。
スクリーンの大きさ
では、大きさの比較をしてみましょう。
iPad Mini 6は8.3インチに対して、iPad Air 4の画面は10.9インチとより大画面で映像が楽しめます。また、解像度に明らかな違いもあります。iPad Air 4は解像度が2360 x 1640 ピクセルに対して、iPad Mini 6 は2266 x 1488 ピクセルです。100から200ピクセルの違いに、大きな差はあるのでしょうか?注目すべきは、1インチあたりのピクセル数です。iPad Mini 6は326ppiに対して、iPad Air 4は264ppiです。
これは、何を意味するのでしょうか?皆様は、1080pの画像を伸ばしたことはありますか?写真がぼやけて見えるはずです。これと同じ原理です。iPad Air 4の解像度は高いものの、iPad Mini 6のほうが鮮明に画像を見ることができます。
さらに、両機種の輝度 500 nitsですが、iPad Mini 6は、画面が小さい分、ディスプレイはより一貫した明るさを保ちます。もちろん、どちらの機種もおすすめですが、私はより多くのピクセルを小画面で見れたほうが嬉しいです。
性能
iPad mini 6は、 Apple A15 Bionic CPUが搭載されているのに対して、iPad Air 4 はApple A14 Bionic CPUです。さらに、iPad Mini 6は5G接続を可能としますが、iPad Air 4は4Gのみの接続となります。
Geekbench 5ベンチマークソフトでは、A14 Bionic CPU のスコアは4.262でした。A15 Bionic CPU のスコアはこれからつけられる予定ですが、A14に比べて、大きな違いはないかもしれません。しかし、スコアが少しでも上がる可能性はあります。
考察をしてみましょう。iPad Air 4は、4Kビデオを1080pHDに変換するのに27秒しかかかりません。 A15でも、大きな違いはないかもしれません。ただし、たった数秒節約できた場合でも、長時間端末を使用すれば、かなりの時間を節約できるようになります。
チップの主な利点は、A15 Bionicの16コアNeural Engineであり、機械学習のパフォーマンスを向上させます。 それは何を意味するのでしょうか? 機種をより高性能にし、より多くのワークロードを処理、画像内の顔やFaceIDなどの情報を認識できるようにします。
これがパフォーマンスをどのように改善するのか、これから注目されることでしょう。
フロントカメラ
iPad mini 6のフロントカメラも向上し、12MP超広角かつセンターフレーム、2.4の絞り値です。iPad Air 4は7MPのFaceTime HD カメラで、2.2の絞り値です。さらに、iPad Air 4は通常の1080p HDで録画できますが、iPad mini6は最大60フレーム/秒で1080pHDで録画できます。
セルラー接続
5Gネットワークを処理できるiPad mini 6とは異なり、iPad Air 4は最大4G接続のみをサポートします。 5Gネットワークでのダウンロード速度は143.5Mbps、平均アップロード速度は21.2Mbpsです。 これは、50.3Mbpsのダウンロード速度と14.8Mbpsのアップロード速度を特徴とする現在の4Gネットワークの2倍の速度です。
バッテリー寿命
Appleによれば、iPad Mini 6とiPad Air 4はどちらも同じバッテリー寿命で、10時間29分持続します。 iPad Mini 6はディスプレイが小さいため、少し長持ちする可能性もあるものの、全く同じと言えます。
まとめ
プロセッサーやカメラなど、iPad mini 6の改良はどれも素晴らしいものです。 Appleはこれまで、3年間のアップデートサイクルを保っておりましたが、それを打ち破ってくれるような新商品を揃えてくれました。 そして、この見事な製品が揃った今が、皆様にとって最適の機種を選ぶ絶好のチャンスです。
iPad Air 4とiPad mini 6のどちらを選ぶかは、皆様のお好み次第です。 この投稿は、購入を悩んでいる皆様に、アドバイスやヒントを与えるためのものとして、まとめたものになります。デジタルに精通している人でも、パソコンに苦手意識を持っている人でも、初めてタブレットを購入する人でも、上記のポイントに注目をして、自分に合った機種を選んでみてください。